以前は気がつかなかった、
夫の隠れていたところを見つけては
うれしくなったり、そんなはずではなかったと騙された気になったり...
やいやい言ったり、言うのが嫌だから見て見ぬふりをしたり...
でもね...そんなわたしたちにも
分かっているのは、時間とともに
確実に築き上げているものがここにあったということ。
今までは、”パパ、ママ”と寄って来ていた子供たちも
随分と手が離れ、普段はわたしたちの手をそんなに必要としない。
今は、必要な時に一緒にいてあげることと
そして、大学を卒業するまでは、
親としてしっかりと支援をしたいと思っています。
いつか独立していく時、
残るのは、やはり夫婦...
何で、こんなことを書いているかというと...
最近のことですが、新しい夫婦の誕生の
その証人として、結婚式に行ってきました。
式の中の誓いの言葉が、その時に
とても新鮮に胸に飛び込んできたんです。
“新郎(新婦)となる私は、
新婦(新郎)となるあなたを妻(夫)とし、
良いときも悪いときも、富めるときも貧しきときも、
病めるときも健やかなるときも、
死がふたりを分かつまで、
愛し慈しみ貞節を守ることをここに誓います。”
2人の新しい出発となるこの日にも感動したんだけど
私自身、もう一度、新たな気持ちとなった日でした。
「そうだ。死がふたりを分かつまで…」か...
いろいろな期待と不安を乗り越えて
ともに歩いていくと約束を交わした2人。
環境も文化も違う2人。
苦難もあるだろうけど
力をあわせて頑張るといった2人。
この2人の行く先どこにでも祝福が溢れますようにと...祈ります。
でもね。
ここでこんなこと書くつもりじゃなかったけど...
結婚は、確かに甘いものじゃない...
甘いものじゃなかった...
今でも本当にいろいろあって
テーブルをひっくり返したい時もあり
日本に帰ったろ!
なんて、思う日もあるけれど
それでも...結婚式のあの誓いを聞いたわたしには
何か、グッと来たのでした。
良いときも悪いときも、
富めるときも貧しきときも、
病めるときも健やかなるときも、
死がふたりを分かつまで...
か...
夫もわたしに我慢しているところは結構あると思うし
わたしも忍耐は、かなりしているけれど..
頑張ろうと思った、この間の結婚式だったのでした。
なんだかんだ言っても
本当にたくさんのいろいろなことがあったけど
後悔はしていないわね...
悪いところのひとつやふたつ...
いや、3つも4つもあるかもしれないけど
いいところも多い夫さん。
今後ともよろしく...と心の中でご挨拶。
言うのは、恥ずかしいから...
では...