今の現代、日本では多重婚は違法になります。
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そんなことは皆さん知っていますよね。
重婚が違法だから...じゃないけれど不倫ということが巷であれだけ話題になるもの。最近の芸能界もそういった話でもちきりのようですね。こちらでは、まったく日本のテレビを観ませんがよくそう言った日本人の不倫の話を日本オタの香港人が逆輸入して私に教えてくれます。
ところで、今回は、香港にきて初めて知った香港のこと。「重婚」「一夫多妻制」について。まさか、自分にも関係のあることとは夢にも思っていませんでした。
知らなかった香港の事実。多重婚が合法だった。
多重婚(一夫多妻制)が合法とされている社会(世界)は、アフリカやイスラム教の世界のことと思っていました。
日本でも昔は権力者やお金持ちが側室や傍を置いていた歴史があり、1898年に違法となるまでは一夫多妻制がありました。時代劇を見ているとそのような歴史的背景を持った話がときどき出て、でも、それは過去のことだと。
また、多重婚(一夫多妻制)は遠い国の話と思っていたのです(ああ、無知)。
しかし、香港・マカオでは1971年まで一夫多妻制が法的に認められていたんです。
今の香港の法律でも1971年10月7日以前に結婚をしていれば、たとえ一夫多妻の状態でも離婚しない限りはその結婚は今も有効とされています。
1971年...というのは、意外と昔のことではないです!実際、わたしは1970年代生まれですから、一夫多妻制の夫婦の間に生まれてくる可能性があったかもしれないのです。
香港・マカオで有名なカジノ王
マカオのカジノ運営権を2002年まで独占していた「Sociedade de Turismo e Diversões de Macau(澳門旅遊娛樂股份有限公司、マカオ旅行娯楽会社)」の経営者であり、マカオで最も富裕な人物であると同時に、アジアにおける上位富豪の一人に数えられ、雑誌フォーブスの2006年度世界長者番付において、世界で59番目の長者に選ばれている。その収入はマカオのGDPのおよそ三分の一を構成するとされ、また、2003年度に納めた税額はマカオ政府の歳入の30%に達した。
ホーの香港市場への支配力もかなりの部分に及んで強力なものであるとされ、北朝鮮、ベトナム、フィリピンなどでの投資も場合により活発に行っている。現在は中華人民共和国の特別行政区となった香港に在住し、第9期・第10期・第11期全国政治協商会議常務委員などの役職を務めている。
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彼には奥さんが4人、子供は17人。すごいですね。
第1婦人(故人)と第2婦人は合法的に結婚。
第3、4婦人は、1980年代以降に結婚しているので、
実際は法的に手続きがされているわけでなく内縁の妻という立場です。
巨額の富を気付いたスタンレー・ホー氏。
今は、高齢になり体調も危ぶまれたことがありましたが、残されていく奥様方と子供たちへの遺産相続の問題の中にあると近年報道されています。
大変...。
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気がつけば4人のお義母さんがいたわたし
ある日、主人から伝えられました。
「今日、兄と会うよ。」
当時は、主人に弟がいるということしか認識していなかったので、
頭の中は???でした。
そして、同じ日に「妹たちとも会うから...」と言われたのです。
もうよくわかりません。
よくよく聞くとわたしが香港に来る数年前から、他の兄弟(腹違い)に会っていなかったしので、特に気にかけていなかったとか...
しかし、親戚に日本人が嫁に来たというので、
「皆どうしても会いたい」と言い出したというのです。
「兄弟や姉妹がいるのは分かった...。ということは、
お義母さんも他にいるってことだよね?」
「他に3人だね。君にとっては4人。
でも、自分にとっては本当の母はあの人しかいないし...」
信じられませんでした。
あの最強お義母さん以外にあと3人もいるとは...
今は故人となったお義父さんが4人の奥さんを娶っていました。
3人の奥さんは合法。
4番目の奥さんは内縁の妻になります。
お義父には9人のこどもがいて、わたしの旦那さんは上から3番目の息子。
第1婦人 息子・2人
第2婦人 息子・2人 ⇒ わたしが嫁に来たのはここ。
第3婦人 娘・3人
第4婦人 息子1人・娘1人
わたしが聞いたときには、第1夫人はすでに他界されていました。
第2婦人であるお義母さんが親戚中で集まる時は、なにかと力を誇示していました。
第3婦人は、優しい聡明なキャリアウーマン。第4婦人はとても優しい家庭の人という感じです。
スタンレー・ホー氏と同じ数の奥さんと結婚するなんて...
しかも、全員キャラクターが全く違うし...
お義父さんも只者ではありませんでした。笑
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強烈なお義母さん
結婚前に聞いていた姑のことは「強烈に個性的、自己主張が強い、自分がルール、今までの彼女とひとりも上手くいったことがない。」「息子の俺達でも手に負えない。人の意見なんて全く聞かないよ。」
そう言ったネガティブなことしか聞きませんでした。
その時は、超ポジティブだったわたしは(若くて苦労や痛みを知らなかった。笑)、
そんなお義母さんをかえることが出来るとどこかで思っていたんです。
でも、そんなことはありませんでした。
彼女の強烈さは、多くの人たちと会ってきたと思っていた私の思いも考えも遙かに超えた人でした。
このお義母さんにわたしはさんざん悩まされるのですが、
ありがたいことに第3、第4のお義母さんには随分とよくしてもらってます。
第2婦人である主人の母との話は、これから「今なら笑って話せる」的な話で書いていきたいと思います。
では...